外科で起こったこと -20-
2019.04.16.22:32
第二十話 挿前
学生の手指による愛撫に屈した たかこ は背後から脚を拡げられた状態でピクピク、カクカクと股関節と腹直筋が痙攣しながら、徐々に正気を取り戻しつつありました。あああ、気持ち良かった!、言葉にはしませんが快感の充実感は たかこ の心を満たしていて、でも少し遅れて、学生の手掌が性器を覆っていることを局所の感触で察知して、恥ずかしい!、急速に羞恥心が浮かんで来ました。
臨床実習で指導している医学生の男子に身体を許して、巧みな手指の動きに絶頂を迎えてしまい、無様に淫らな姿をさらしてしまった、、、。ああ、どうしよう?、恥ずかしくて顔を見せられない、せめてこの手を外して、股間を閉じて、うつぶして顔を隠したい、そんな情動に走る たかこ でした。
学生の手首をつかんで性器から離し、右に寝返りを打ってうつぶして、脚を閉じて、シーツに顔をうずめました。学生の手掌は たかこ の愛液でびっしょりと濡れていました。ああいやだ!、たかこ の愛液で学生が手指を濡らしている! 背後に自らの裸体、背中からお尻を眺める学生を感じつつ、顔面を赤らめながら、とにかく今は自分を取り戻す時間が必要と、そんなふうに思う たかこ でした。
学生が動く気配、背後でビニールをちぎる音がして、それはスキンをパッケージから取り出す音であることを察知して、ついに!、あの大きなペニスが たかこ の中に入るのだろうか?、痛いかな?、壊れちゃうんじゃないか?、とてつもない快感でまた激しくイカされるんじゃないだろうか?、そんな予感に揺れ動く たかこ でありました。