外科で起こったこと -26-

2019.07.14.17:50


第二十六話 恥思

 学生から離れてかけ布団に身を投げた たかこ、ここまでの出来事を思い返しておりました。進路の相談を受けた学生と飲みに行って、うっかり体を許すことになってしまいました。たかこ にとっては3年ちょっとぶりの情事でしたが、年上の、人生においても仕事においても先輩である たかこ が、己の優位性を維持することを考えて臨んでおりました。具体的には たかこ が先にイクことがあってはならない、できれば挿入されたところで学生が先にイってしまう、そんなシチュエーションを心に描いておりました。
 ですから、学生の前戯、執拗な愛撫に対しては、指導教官が臨床研修の学生に指だけでイカされることがあってはならない!、っと必死にこらえにこらえて、心の中に雑念を取り込むことで気を散じて快感の波から身を守る時間がながく続きました。でもそれが、かえって仇となりさらなる快感の波を産んだようでした。脚を拡げられお尻の側からの性器への愛撫を受ける、生まれて初めての秘所へのアプローチに、惨めにも無様にも、たかこ は学生の手指の動きに屈したのでありました。しかも、その際に たかこ の脳裏に浮かんだのは、つい2日前にICUで交わした会話、「浅○先生ってうちの学年のあこがれのマドンナなんですよね」との学生の言葉が再現され、「あこがれ」、「マドンナ」と呼ぶその学生の愛撫に絶頂を迎えてしまった己の恨む気持ちでおりました。

 前戯に対してこらえにこらえた たかこ ですが、挿入してからは勝負が早く、抜くことなしに立て続けに4回も絶頂に達してしまいました。これも、学生が たかこ の両足首を肩に乗せて、たかこ の身体をヘアピンのように屈曲した挿入で、膣の奥底まで亀頭を挿入しつつ、膣前壁を強く擦り上がる手法に大きなサプライズを覚えてしまったのが原因でした。
 その1回目は予期せぬ潮吹きが起こり、学生の恥骨部分に愛液の放出を見、2回目は抜かずに続く動きに狼狽する形で極めて短時間での絶頂でした。そのまま3回目に突入したところ、「もう止めて」と懇願する たかこ でしたが、学生はまるで加虐者となって たかこ を追い詰め、淫らなエロ顔を隠した両手を広げて、激しくイってしまいました。さらなる4回目、激しく抵抗する たかこ に襲いかかる学生のピストン運動は、この挿入で最高のエクスタシーを たかこ に与えました。考えられないほどの絶叫をあげて、学生の目の前で たかこ はイきましたが、同時に起こった学生の射精で解放されもしました。

 顔が赤面するのみならず、身体全体が火照る感覚の たかこ の背後で、学生がベッドから出て浴室に行く気配を感じておりました。





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 はじめまして。たかこと言います。都内の女子校から某国立大学医学部を経て、現在は女医として5年目、小児科を専行して日々研鑽を積んでおりますが、、、

 私には、誰にも知られてはならない、でも誰かに言いたい、秘密があります。それは、私自身の性の問題です。このブログの中だけでこっそりと匿名で綴って参ります。



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