外科で起こったこと -43-
2020.03.08.18:48
第四十三話 直舌
下のヘアーを剃られてツルルツになった性器を舐められて「あっ!!」、と小さく声をあげる たかこ、完全に心も身体も凍りついて、なにも考えられない、抵抗もできない状態に陥っていました。気を失っている間に何をされたのか?、どんな姿を臨床実習の学生に見せてしまったのか?、学生は たかこ のどこを見たのか?、どこに触ったのか?、冷静に考えればすぐに分かることをグルグルと頭の中で思考が回った状態で、、、。
でも徐々にはっきりし始めたこと、それは、それまでに受けて来た愛撫は陰毛と言うバリアの上からであり、その毛をすっかり剃られてツルツルになった たかこ の性器、この上ない敏感になっていました。こんなことは初めて、と言うより普通の女性では経験し得ない、信じられない出来事、その先にとてつもない快感が心の奥へと伝わって来ます。
「んんんん」
学生が たかこ の性器を左右に広げて、その中心でペロペロとクリを舐め続け、たかこ の身体は徐々にそれに反応を始めます。ピクピクと小刻みに股間の小さな開閉運動が始まり、顎はしゃくり上げて、半開きの口からよだれが垂れて、目も涙で潤んできて、、、。
でもここで、たかこ は声は出すまいと踏みとどまります。気を失っている間に陰毛を剃られてしまったうえに、誰にも見られたことがない性器を明るいところで広げられ舐められている、そんな屈辱に対して、喜びの声をあげてしまったら完全な敗北です。身体は反応してしまっても、それだけは許してはいけない、そんな思いが たかこ の中で生まれて来ました。
「うううっ、ふ〜っ、あっ!、うっく、んんんん、はあはあはあ、うふん」
どこまでも続くエンドレスの波が たかこ に押し寄せて来ます。