最近の実験で気づいたこと
2015.05.31.12:25
たかこ です。 休日返上で、今日も朝から実験室でラットと格闘しています。
たかこ の実験は、遺伝的にネフローゼを作ったラットを購入して来て、これを交配して増やしたネフローゼ・ラットを使用しています。開腹して総外腸骨動脈よりカテーテルを挿入して、先端は腎動脈の直上として、各種免疫抑制剤(サイクロスポリン、マイコフェノレイト、プログラフ など)を動注して、尿タンパクを定量、薬剤の有効性を、全身投与の場合と比較するものです。
最近、ちょっと気づいたのは、午前と午後とで、実験を行う時間によって有効性に違いがあることです。
先日、朝から3時間かけてサイクロスポリンを持続動注したラットの尿蛋白はほぼゼロまで低下しました。その日の午後に別のラットで同じ操作を加えましたが、効果は不十分でした。
不思議だな〜と思っていましたが、ある時、ラットで肝移植をやっている先生が、午前と午後、空腹時と満腹時とで、生着率が違うって言っていたという話を聞きました。
たかこ は興味津々です!
早朝空腹時か?、あるいは1日の午前中と言う時間帯なのか?、最も有効性が得られる、ある種の身体状況における治療のタイミングと言うものがあるとしたら、それは臨床でも十分に応用できるものです。
ちょっと楽しみになって来ました。実験意欲に燃える たかこ です。
たかこ の実験は、遺伝的にネフローゼを作ったラットを購入して来て、これを交配して増やしたネフローゼ・ラットを使用しています。開腹して総外腸骨動脈よりカテーテルを挿入して、先端は腎動脈の直上として、各種免疫抑制剤(サイクロスポリン、マイコフェノレイト、プログラフ など)を動注して、尿タンパクを定量、薬剤の有効性を、全身投与の場合と比較するものです。
最近、ちょっと気づいたのは、午前と午後とで、実験を行う時間によって有効性に違いがあることです。
先日、朝から3時間かけてサイクロスポリンを持続動注したラットの尿蛋白はほぼゼロまで低下しました。その日の午後に別のラットで同じ操作を加えましたが、効果は不十分でした。
不思議だな〜と思っていましたが、ある時、ラットで肝移植をやっている先生が、午前と午後、空腹時と満腹時とで、生着率が違うって言っていたという話を聞きました。
たかこ は興味津々です!
早朝空腹時か?、あるいは1日の午前中と言う時間帯なのか?、最も有効性が得られる、ある種の身体状況における治療のタイミングと言うものがあるとしたら、それは臨床でも十分に応用できるものです。
ちょっと楽しみになって来ました。実験意欲に燃える たかこ です。