教授回診で名字を変える決断
2014.02.10.16:11
たかこ です。 今日、月曜午前は教授の総回診です。
たかこ は腎グループで受け持ちではありませんが、消化器グループに新生児黄疸の子がいて産科から精査依頼で転科となって来たようです。主治医の先生が教授に対して説明しています。耳を傾けてますと、光線療法が効果なく、エコーにて肝外胆管が不明瞭である、高チロシン血症、ウィルソン病は否定的とのことで、家族の希望で別の大学病院の小児外科に紹介転院する方針だとのことです。
「●×大学なら前に◇△先生(たかこ の名字)がいたところですね!?」と たかこ の方を見て教授が言いました。
「あ、はい」、咄嗟に顔色一つ変えずに返事はしたものの、胸は大きくドキンとしました。たかこ が初期研修後に入局した外科は、話題にあがった大学にあり、小児外科は たかこ がいた外科から分離独立したものの、外科からローテードで医局員が行っているはずです。
外科にいた半年ちょっとは、夢と希望がありましたが、想い出したくもない悪夢もあった闇の時代でもありました。たかこ は、受け持ち患者のプレゼンテーションが終わっていましたので、教授回診の群れを離れてトイレに入りました。
あそこの教室に当科から紹介患者が行く!、異例のことではありますが、思わぬ繋がりを感じざるを得ません。医療の世界にいる以上は、こうした形で暗い過去と通じてしまう可能性があります。
そして、たかこ は今、腎臓ではなく肝臓を研究テーマに考えています。もしかして、そのまま臨床も肝臓を専門とするならば、今日の子供のように、あの大学の小児外科に患者を紹介する日が来るかも知れません。そう!、患者紹介に限らず、学会発表でも腎臓病なら外科のドクターとは関わりないですが、肝臓だと関わりが出て来てしまいます。
やっぱり名字を変えよう!、心からそう誓う たかこ でありました。
たかこ は腎グループで受け持ちではありませんが、消化器グループに新生児黄疸の子がいて産科から精査依頼で転科となって来たようです。主治医の先生が教授に対して説明しています。耳を傾けてますと、光線療法が効果なく、エコーにて肝外胆管が不明瞭である、高チロシン血症、ウィルソン病は否定的とのことで、家族の希望で別の大学病院の小児外科に紹介転院する方針だとのことです。
「●×大学なら前に◇△先生(たかこ の名字)がいたところですね!?」と たかこ の方を見て教授が言いました。
「あ、はい」、咄嗟に顔色一つ変えずに返事はしたものの、胸は大きくドキンとしました。たかこ が初期研修後に入局した外科は、話題にあがった大学にあり、小児外科は たかこ がいた外科から分離独立したものの、外科からローテードで医局員が行っているはずです。
外科にいた半年ちょっとは、夢と希望がありましたが、想い出したくもない悪夢もあった闇の時代でもありました。たかこ は、受け持ち患者のプレゼンテーションが終わっていましたので、教授回診の群れを離れてトイレに入りました。
あそこの教室に当科から紹介患者が行く!、異例のことではありますが、思わぬ繋がりを感じざるを得ません。医療の世界にいる以上は、こうした形で暗い過去と通じてしまう可能性があります。
そして、たかこ は今、腎臓ではなく肝臓を研究テーマに考えています。もしかして、そのまま臨床も肝臓を専門とするならば、今日の子供のように、あの大学の小児外科に患者を紹介する日が来るかも知れません。そう!、患者紹介に限らず、学会発表でも腎臓病なら外科のドクターとは関わりないですが、肝臓だと関わりが出て来てしまいます。
やっぱり名字を変えよう!、心からそう誓う たかこ でありました。