エイトさんの長〜い前戯 - 01

2015.07.27.22:02

 たかこ です。実験が立て込んでいるうえに、医局では交代で夏季休暇を取りますので、実験班の たかこ はバイトや外来など交代要員となり、いよいよ忙しくて、なかなか上手な文章を書けないでいますが、エイトさんとのセックスは3回で止まっているものの、鮮明に覚えています。ちなみに、彼との性交渉は録音してもよく解らない、そんな内容です。前回からの続きです。

 *****

 「たかこっ!」、優しい声のエイトさんは たかこ の髪の毛に触れてきます。頭をなでてくれるのかと思ったら、そうではありません。手のひらを広げて、広く たかこ の髪にソフトタッチです。なんのことか解らなかったのですが、たかこ の頭皮の毛根にエイトさんのタッチが伝わって、思わぬ快感を感じます。

 強すぎず弱すぎず、大切なものに触れるように丁寧にゆっくりと、たかこ の髪への「愛撫」が始まりました。もう、明らかにこれまでの男性とは違います。服は着たままで、まだキスもしていませんが、たかこ の胸は高鳴っています。

 頭頂部よりやや後ろのつむじの辺りから、たかこ の頭を包み込むように、左右対象にエイトさんの5本の指が、髪を撫で下りて来て、耳の後ろからうなじへと滑ります。

「たかこ」、エイトさんの甘美な呼びかけを聞きながら、たかこ は首を竦(すく)ませることなく、エイトさんに身を委ねます。

 エイトさんの顔は、たかこ の額のすぐ前にあって、今にもキスに及ぶ状況ですが、たかこ は冷静に確信していました。「エイトさんはまだキスしては来ない。彼は、なにか手探りのような、たかこ から何かを引き出そうとしているような、そんな状況だわ!」との直感です。

 それにしても、髪へのソフトタッチ、思わぬ快感が たかこ を包みます。頭皮がこんなにも敏感だとは知りませんでした。

 髪へのソフトタッチを受けて、思わぬ感触を得た たかこ の直感は当たっていました。エイトさんは、耳の後ろから左右の頬の外側、顎の線に両手の中指と薬指を這わせて来て、顎の正中に及んだ際に、つい反射的に たかこ はキスをするように唇の形を作りましたが、彼は応じて来ませんでした。

 髪から顔面、顎へと移動したエイトさんの指は、左手で、うなじから後頸部、右手は たかこ のワイシャツのボタンを外しています。ボタンを外した後は、ワイシャツの中に片手の手のひらを入れてきて、肩から鎖骨への愛撫をしながら、もう一方の手でワイシャツを脱がしていきます。愛撫を止めることなく服を脱がす動作はごく自然な動きであり、全くいやらしさも恥ずかしさもありません。

 両肩から鎖骨への円を描く全ての手指によるソフトタッチで、たかこ は更に、これまでに経験のない、未知の世界、を実感しており、もしかしたら体の隅々までソフトタッチは続くのかも知れない!?、でもこの男性(ひと)になら全てを許してもいい!、という気持ちが芽生えて来ておりました。

 不意にエイトさんが たかこ の右手首を頭の方に引きバンザイの格好となりました。この状況は、いよいよ胸へのタッチか?、過去の経験からそんな感覚が脳裏をよぎりましたが、エイトさんはブラに手をつけることも、胸へのタッチもしません。

 「たかこ の手、暖かいね」、エイトさんは たかこ の右手への愛撫をしています。左手指で掌と手の甲にソフトタッチ、右手は前腕に肌に手指を這わせて、外側に円を描いたら内側にも、そして今度は上腕にも、やはり外側に円を描いて内側(脇側)、に円を描きます。

 これまでのところ、ソフトタッチの移動速度は常に一定で、早くもなく遅くもなく、そして触り方は強くもなく弱くもない、それこそ体毛がそり立つような、そんな感覚を与える連続であります。

 手と腕へのタッチは右側だけで終わりにして、その腕を たかこ の反対側に導くことで、たかこ はベッドでうつ伏せとなりました。ここでは、背中へのタッチだろうと たかこ は予期することができました。

 でも、その前にもう一度、肩への愛撫が入ります。うなじから首筋、そして左右の肩、上腕の外側へと、、、、。

 「たかこ、とても素敵だよ!」エイトさんのため息のような声に 暖かさを覚える たかこ です。

 ブラのホックが外されました。いよいよ、背中への愛撫、、、!。これまでのソフトタッチを背中にされるとどれほど気持ちいいのだろうか!?、と身構える たかこ です。

 でも、ここでも小さなサプライズ、彼の指は たかこ の左右の耳へと向かいました。耳たぶの後ろ側を一周したところで、耳たぶのもっとも外側にそ〜っと指を滑らせて、触れるか触れないかと言う感じで耳たぶの中側に指が入って来ます。

 「気持ちいイイかい?、たかこっ」

 エイトさんの言葉にコクリと頷く たかこ です。エイトさんにその気があるか否か?、耳をソフトに愛撫される、この感覚は耳たぶと言う大陰唇にタッチされて、内側の小陰唇にも手が及び、前方の突起がクリ、その奥に膣、そんな女性性器を連想してしまいます。

 エイトさんの指が不意に外耳道の前方の突起に触れて、ピクンっ!、わずかに痙攣する たかこ です。

 *****

 ブラのホックは外されましたが、まだキスも胸への愛撫にも及びません。ゆっくりでごめんなさい。でもこれは本当にあったことです。

 それでは、また!


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2015.07.28.09:52

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 はじめまして。たかこと言います。都内の女子校から某国立大学医学部を経て、現在は女医として5年目、小児科を専行して日々研鑽を積んでおりますが、、、

 私には、誰にも知られてはならない、でも誰かに言いたい、秘密があります。それは、私自身の性の問題です。このブログの中だけでこっそりと匿名で綴って参ります。



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